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地酒ブームの火付け役で、今や日本を代表する銘酒となった「久保田」。普段は日本酒を飲まない人でも、名前を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
今回は、そんな「久保田」の中でも気軽に楽しみやすい「久保田 千寿」を取り上げます。
「久保田 千寿」の特長と味わい方、一緒に楽しみたいおつまみ5選をご紹介します。
「久保田 千寿」の特長
久保田は、新潟県にある朝日酒造が製造しています。
ベストセラーの「久保田 千寿」が誕生したのは、1985年と、なんと30年ほど前。時代の移り変わりにより、これからはあっさりとした辛口のお酒が愛されるだろうと予見し、淡麗で旨みがゆっくりと広がる「久保田 千寿」が造られました。
原料には、新潟県の軟水と新潟県産のお米「五百万石」を使用。まさに、新潟の自然の恵みを閉じ込めた地酒です。
「久保田 千寿」の味わい
「久保田 千寿」は、当初目指した味から今も変わらず、淡麗辛口のすっきりとした味わいです。綺麗な透明感があり、ほんのりと米の甘みや酸味が感じられます。そして、水のようなキレの良さも特長。穏やかですっきりとした上品な香りとともに、軽やかな後味を感じられます。
「久保田 千寿」のおすすめの飲み方
「久保田 千寿」は、朝日酒造の杜氏いわく「素でも、料理と一緒でも、冷やしても、温めても、旨いと感じてもらえる、そういうお酒を目指しています」とのこと。そのため、自分好みの飲み方で楽しむことができます。
自分のお気に入りの飲み方を見つけるには、まずは10〜15℃に冷やしたものから試してみてください。そこから、常温、ぬる燗、熱燗と、温度を上げていき、違いを感じながら、自分好みの楽しみ方を見つけるのがおすすめですよ。
「久保田」と合わせたいおつまみ5選
「久保田 千寿」は、淡麗で綺麗な旨みのお酒のため、料理やおつまみの味を邪魔することなく、どんなペアリングにも挑戦しやすい銘柄です。相性が抜群なのは、さっぱりとした和風の味付けのものや煮物のようなコクのある味のおつまみです。
それでは、具体的に久保田と一緒に味わいたいおつまみを5種類紹介します。
ほたるいか炙焼き
日本海産の新鮮なホタルイカを肝ごと使用。イカと塩だけでつくる伝統的な魚醤「いしる」を贅沢に使って焼き上げました。噛めば噛むほどに、肉厚なホタルイカの旨味と肝の苦味、後からほのかな甘みがじわじわと染み出します。少し炙ると香ばしさと甘みがさらに引き立ちます。濃厚なホタルイカの滋味は、久保田のやさしい甘さと旨みをより一層引き立たせてくれます。
磯の木昆布
成熟する前に引き上げる、若くて柔らかい「棹前(さおまえ)昆布」を使用。カンナで削るように薄く加工したものを重ねることで、噛んでいるうちに口の中でほどけていき、口当たり良く溶けていきます。昆布の旨味と優しい口溶けが、透明感のある久保田と素敵なマリアージュを生み出します。
永平寺寒干大根たまり漬
大根を細長く切って干した「割り干し大根」を、甘辛いたまり醤油で漬け込みました。福井県の禅寺「永平寺」の修行僧が、冬の保存食のために作り始めたという伝統の味。その製法を継承し、特別に「永平寺」と名乗る事を許された一品です。たまり醤油独特の奥深い甘辛さと、カリッとした歯応えの良さは、ほんのりと米の旨味が広がる久保田と相性抜群です。
鶴岡産フリーズドライだだちゃ豆
山形県鶴岡市でしか栽培されていない最高級ブランド枝豆「だだちゃ豆」をフリーズドライに。サクッ&カリッとした軽い食感ながら、豆の香りや甘みはしっかり感じられます。デリケートで傷みが早いため、おつまみとして流通しにくかった品種を、フリーズドライ製法により豆の味はそのまま、長期保存が可能に。だだちゃ豆の素朴で自然な甘さが、まろやかな久保田の風味とよく合います。
手技仕立 海老の甘辛一本焼
半生の食感と濃厚な風味に驚く、贅沢な海老の焙煎焼き。一匹ずつ手作業で殻を剥いた海老が丸まらないように、丁寧に伸ばしながら干し、砂糖と塩で味付けして焼き上げています。プリプリの食感で歯切れも良く、しっぽまで柔らかい仕上がり。ジューシーな海老の旨みと香ばしさ、甘さと塩味のバランスの良い味付けは、心地よい旨みがあふれる久保田とともに味わいたい逸品です。
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以上、「久保田」に合うおつまみを紹介しました。
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