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三重県名張市の酒造「木屋正(きやしょう)酒造」が2005年から造っている名酒「而今(じこん)」。
江戸中期に創業した木屋正酒造は、長らく「高砂」というブランドの酒を造り続けてきましたが、2005年に6代目が自ら杜氏として醸したお酒を 「而今」と名づけて世に出しました。
「而今」は数々の品評会で名誉ある賞を受賞し、今や入手困難となるほど話題を集めています。
「而今 」の特長
「而今」はフルーティでクリアな飲み口、甘みと酸味の調和が絶妙で、「飲み飽きることがない」と評される名酒です。
木屋正酒造は「酒造りに専念するため」と、小売販売や見学・試飲などは行わず、「而今」も特約店のみで販売されています。それでも大量生産ができない特別な醸造法のため入手困難となり、幻の日本酒と呼ばれています。
「而今」の味わい
酒好きなら一度は飲んでみたいと願う「而今」。
日本酒の旨味を決める、香り・甘み・酸味・旨味のバランスが絶妙です。
大吟醸、生酒、純米吟醸や特別純米など、数多くの種類がありそれぞれに味わいの違いがある「而今」ですが、“而今らしい”と高く評価される香りや、酸味・甘みのバランスの取れた味わいの特徴は一貫しています。
「而今(じこん)」のおすすめの飲み方
さまざまな種類がある「而今」ですが、その香りを存分に楽しむには、よく冷やしてワイングラスでいただくのがおすすめです。
ワイングラスは、口に運ぶときに香りが立ちやすい形状になっているので、「而今」の華やかな香りやフルーティーな味わいを堪能するのに最適です。
「而今」と合わせたいおつまみ5選
飲み飽きない、味わい豊かな「而今」は、どんなおつまみも受け入れてくれる懐の広さがありますが、特に白身魚やチーズなど、一般的に白ワインと合わせたくなるようなおつまみが特に相性抜群です。
お出汁の効いた繊細な味わいのおつまみや、噛むほどに魚介の味わいが楽しめるものもおすすめです。
直火炙り製法 千切やりいか
国産ヤリイカを直火で焼き上げ、手で簡単に千切れるほど柔らかくほぐされたおつまみの定番です。
原材料は国産のヤリイカと食塩のみ。イカのふわふわの食感とともに、噛めば噛むほどまろやかな旨みが溢れてきます。よく冷えた「而今」はもちろん、熱燗とも好相性です。
若草
酒席を華やかに彩ってくれる、ザクっと硬めの薄焼きの煎餅。卵をベースにした生地にナチュラルチーズをたっぷり配合し、粗く砕いたピーナッツと一緒に焼き上げています。
繊細な見た目とは裏腹に、濃厚なチーズと香ばしいピーナッツの風味が癖になる味わい。ワイングラスに注いだ「而今」の香りを存分に堪能しながら、軽快な歯ごたえと濃厚な味わいを楽しめるペアリングをぜひ。
焼ひも明太
噛めば噛むほどに貝ひもの旨味と明太子の辛味が滲み出す、甘辛味の帆立貝ひもです。
独自の加工方法により、帆立の旨味を凝縮しながらも、硬すぎず、薄すぎず、肉厚で食べ応えのある食感に仕上がっています。
噛み続けるほどに美味しさが続く、程よい弾力感の貝ひもが、酒席を長く楽しませてくれます。「而今」をじっくり味わいたい日に、隣に置いてのんびりと味わいたい珍味です。
手技仕立 海老の甘辛一本焼
一匹ずつ丁寧に殻を剥いて身を伸ばした海老を焙焼。半生の食感と濃厚な海老の風味に驚く、贅沢なおつまみです。手間隙をかけて作られた海老の一本焼きは、プリプリの食感で歯切れも良く、しっぽまで柔らかい仕上がり。ジューシーな海老の旨みと香ばしさ、甘さと塩味のバランスの良い味付けです。
芳醇な香り、程よい酸味と甘みのバランスがとれた奥深い味わいの「而今」には、噛むほどに旨味が染み出すタイプのおつまみも相性抜群です。
飛出豆
えんどう豆に塩水を吹きかけて煎る「汐豆」をつくる過程で、外殻から飛び出してきた豆の核。その美味しいところだけを集めた高級豆珍味です。
昔ながらの製法でじっくり、丁寧に煎ることにより、ガリッとした硬めの食感を実現。小粒ながら凝縮された旨味が自慢で、一粒食べるだけで口の中いっぱいに豆の香りと甘みが広がります。豆のシンプルな味わいを引き立ててくれる「而今」に、ぜひ合わせたいおつまみです。
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以上、日本酒「而今(じこん)」に合うおつまみを紹介しました。
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