ペアリング
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新潟を代表する日本酒「八海山」。淡麗辛口のすっきりとした味わいが特徴のお酒です。
一升瓶からワンカップまで、手軽に手に入ることもあり、「普段飲み」のお酒としても多くの人に愛されています。
今回は、そんな日本酒「八海山」の特長と、一緒に楽しみたいおつまみ５選をご紹介します。
「八海山」の特長
八海山は、新潟県南魚沼にある酒蔵「八海醸造」で作られています。
南魚沼は日本屈指の豪雪地帯のため、冬は低温多湿の気候です。菌が発生しにくく麹の発酵に適したその気候が、酒造りにはとても合っているのだそう。
日本酒「八海山」の名前の由来は、南魚沼市にそびえる標高1,778mの霊峰・八海山。
その伏流水「雷電様の清水」と、兵庫県三木市の山田錦を使うことで、口当たりが良い滑らかな日本酒が生まれます。
「八海山」の味わい
八海山は「酒としての旨みはありながら、食事を邪魔せず、飲み飽きない味」を目指して作られた日本酒です。
その思いの通り、清酒や大吟醸など銘柄ごとの違いはありますが、どれもまろやかな口当たりと淡麗な味わい、キレの良い後味がベースにあります。
辛口だけど尖りすぎない、淡麗なのに深みがある。そんな絶妙な味わいだからこそ、飽きることなく “日常のお酒”として多くの方に親しまれているんですね。
「八海山」のおすすめの飲み方
八海山は料理の味を引き立てるお酒として作られています。
そのため、冷たい・常温の食べ物には冷酒やぬる燗、温かい食べ物には常温や熱燗といったように、料理の温度に合わせてお酒の温度を変化させると、より料理やおつまみとのペアリングが楽しめます。
また、高級酒(吟醸や大吟醸)は一般的に燗酒に向かないと言われていますが、八海山は熱くしすぎなければお燗でも楽しめるように作られています。
「八海山」と合わせたいおつまみ5選
すっきりとした辛口の八海山には、濃い味付けのおつまみが良く合います。
醤油やだしが染み込んだおつまみ、さらには魚介の旨みなどが凝縮した乾物と一緒に味わうと、互いの旨みをより一層引き立ててくれます。
それでは、八海山と一緒に味わいたいオススメのおつまみを５種類紹介します。
鮭の酒びたし
八海山と同じ新潟県で採れた鮭の乾きもの。真冬から初夏にかけて、半年間の変わりゆく季節風にさらしながらじっくり乾燥させることで、味わいを凝縮しています。日本酒に数分浸すと、柔らかくまろやかな味に変化します。浸したお酒の方にも鮭の旨味エキスが溶け出すため、香りや酒の甘みが変化した八海山の味わいも楽しめます。
紫蘇式司
紫蘇の香りと梅の風味が口いっぱいに広がる、爽やかで上品な海苔紫蘇あられ。老舗高級米菓舗の職人が、丹精込めて焼き上げた逸品です。
口に含むと、梅肉に紫蘇を加えた香り高い特製醤油、パリッとした食感の海苔の香ばしさが広がります。紫蘇や梅のさっぱりとした味わいが、淡麗な八海山によく合います。
広島名物 ぶち旨ホルモン せんじがら
昭和20年台に、広島市西区の肉屋が発明したと言われている広島県のB級グルメ「せんじがら」。鮮度の良い豚の胃袋（ガツ）を特製タレに漬け、大豆白絞油で揚げることで、独特の弾力と食べ応えを実現しました。
噛めば噛むほど、凝縮された肉の旨味がじわりと染み出し、キリリと後味の良い八海山と相性抜群です。
ふぐひれ
国産とらふぐから取った、肉厚で香り高い貴重なふぐひれ。トースターか直火（弱火）で黄金色になるまで炙ったら、燗酒に入れて塩を少々、蓋をして3分蒸らせば「ひれ酒」のできあがりです。マイルドな味にしたい場合は、蓋を開けた直後に火をつけてアルコールを飛ばしてください。熱燗でもその味わいを楽しめるように作られた八海山にぴったりの、極上の一品です。
乾納豆 醤油味
北海道産大豆を使用した乾納豆。サクサクとした軽い食感と、大豆の甘みに醤油のコクが染み込んだ絶妙な味がクセになります。
独自製法により納豆臭をおさえ、豆と醤油の香りを立たせることに成功。納豆の旨味は感じるのに不思議と匂わない、まさに理想の乾納豆です。発酵食品の納豆&醤油による「醸しおつまみ」は、こだわりの麹を用いた八海山の旨みにもマッチします。
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以上、日本酒「八海山」に合うおつまみを紹介しました。
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