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三重県鈴鹿市にある「清水清三郎商店」が造る日本酒「作(ざく)」。ガンダムに登場する「ザク」と同じ名前のお酒としても注目を集め、人気の銘柄となりました。2016年の「G7伊勢志摩サミット」で乾杯酒として採用されたことから、国内はもちろん海外にもその味が広まっています。
今回は、そんな「作(ざく)」の特長と、一緒に楽しみたいおつまみ5選をご紹介します。
「作(ざく)」の特長
「作(ざく)」を造る清水清三郎商店は、創業150年。酒造りの伝統を重んじながらも、時代に合わせた酒造りを続けてきました。
酒造りに重要な発酵過程では、醪(もろみ)の成分を毎日分析し、味と香りを五感で確かめながら、繊細なコントロールを行っています。発酵の過程を手間暇かけて調整することで、米だけから生まれたとは思えない、豊かで複雑な味わいと香りが生み出されています。
「作(ざく)」の味わい
「作(ざく)」シリーズは、さまざまなタイプのお酒が販売されていますが、どのお酒にも共通しているのが「口に含んだ時の柔らかな味わいとキレの良さ。クリアで洗練された透明感を併せ持つこと」。
代表作である「作 穂乃智(ほのとも)」は、甘く爽やかでライチのような香りと、米の旨味が感じられる純米酒です。辛口寄りのすっきりとした味わいで、作(ざく)を初めて飲む方におすすめです。
「作(ざく)」のおすすめの飲み方
作(ざく)は純米酒や大吟醸などさまざまな種類がありますが、どれもキレの良いすっきりとした味わいです。中でも、滑らかな甘みと軽快なのど越しの純米酒「作 穂乃智(ほのとも)」は、冷やしてもお燗でも美味しく味わえます。いろんな飲み方を試して、お酒の多面的な味わいを楽しんでみてください。
「作(ざく)」と合わせたいおつまみ5選
作(ざく)は、冷酒として飲む場合はさっぱりとした飲み口のため、濃厚な味のおつまみと良く合います。逆に、甘みが増す熱燗、ぬる燗ではあっさりとした味のおつまみがおすすめです。
それでは、作(ざく)と一緒に味わいたいおつまみを5種類紹介します。
鮭の酒びたし
新潟県村上市の鮭をゆっくり熟成させ、旨味を凝縮したおつまみ。日本酒に数分浸すと、柔らかくまろやかな味に変化します。酒の風味が鮭の旨味をさらに引き出す、発酵の力を感じる奥深い味わい。作(ざく)にこの鮭を浸せば、鮭の旨味エキスが溶け出し、作(ざく)の優しい甘み、旨味と香りも引き立ちます。
揚えんどう豆
えんどう豆を素揚げしたシンプルなおつまみ。噛むと薄皮のパリッと繊細な食感の先に、豆の甘みがじわりと広がります。イギリス産えんどう豆の甘みとほんの少しの苦みのバランスが絶妙。豆本来の味をシンプルに楽しめるよう、少量の塩のみで味を整えました。豆の旨味をぎゅっと閉じ込めた素朴な味わいは、熱燗やぬる燗の作(ざく)と合わせたい逸品です。
いか揚もち
新潟産の良質なもち米を贅沢に使用。イカのすり身を加えた米菓を、焦がし醤油とガーリックパウダーでパンチの効いた味に仕上げました。ザクっとした食感とガーリックパウダーがインパクト大。焦がし醤油の香ばしさが鼻に抜け、米由来の豊かな風味が残ります。パンチのある味付けが、すっきりとした飲み口でキレの良い作(ざく)にぴったりです。
江戸柿
七味をしっかり効かせた、ピリ辛仕立てのおかき。もち米の甘みと醤油の芳醇さに、複雑に絡み合う七味の香りと辛みがアクセントです。醤油と七味、さらに少量のみりんを加えることで、おかきの香ばしさや七味の刺激的な味に奥行きを出しています。口の中にかすかに残る辛さを、クリアな味わいの作(ざく)で流しこめば、爽快な後味が広がります。
牛せん
国産もち米を使用し、昔ながらのせいろ蒸しと杵つきで仕込むあられ生地。そこに牛肉そぼろをたっぷり混ぜ込んで揚げました。牛肉の風味を、シンプルに塩胡椒だけで引き締めた、少し濃いめの味付け。噛みしめるたびに牛肉由来のジューシーな旨味がじわじわと染み出します。輪郭のはっきりとした濃厚な味が、キレが良く透明感のある作(ざく)と相性抜群です。
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以上、「作(ざく)」に合うおつまみを紹介しました。
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