目次
日本酒好きならば、一度は耳にしたことがある日本酒「十四代」。
入手困難なことや公式サイトがなく情報が限られていることから、幻の酒として日本酒ファンを魅了している銘柄です。
今回は、「十四代」の特徴と一緒に楽しみたいおつまみについてご紹介します。
「十四代」の特長
「十四代」を作っているのは、山形県にある高木酒造です。創業はなんと400年以上。
その伝統の技と近代的技法を掛け合わせ、真摯な酒造りを続けています。
また、高木酒造ではお酒に使うオリジナルの酒米の開発も行い、14代目当主は「酒未来」「龍の落とし子」「羽州誉」という酒米の銘柄を生み出しました。
中でも「龍の落とし子」で醸した日本酒は、高木酒造の十四代でしか味わうことができません。
「十四代」の味わい
「十四代」の味の特徴は、フルーティーな香りと濃淳な旨み。
近年人気を集める日本酒はスッキリとした味わいの「淡麗辛口」が多いですが、
「十四代」は米の旨みと甘み、エレガントな香りを持つ「芳醇旨口」を代表する日本酒です。
クセが少なくフルーティーな味わいのため、淡麗辛口の日本酒に苦手意識がある方や、日本酒を普段飲まない方にもおすすめのお酒です。
「十四代」のおすすめの飲み方
「十四代」は繊細な味わいと香りを持つお酒なので、ぜひ冷酒で楽しんでみてください。
同じ「十四代」の銘柄の中でも、吟醸酒ならば10〜15度、本醸造酒ならば5〜10度が適温です。
吟醸酒は、冷蔵庫で冷やしたあと、室温で10分ほど置いておくとちょうど良い温度になります。
ゆっくりと味わうときには卓上にボトルを置いておいて、お酒の温度によって変わっていく味わいを楽しむのもおすすめです。
「十四代」と合わせたいおつまみ5選
フルーティーで繊細な香りと余韻を持つ「十四代」には、割烹料理や懐石料理などのやさしい味わいの和食がおすすめです。
おつまみの場合は、素材やだしの味を生かしたシンプルな旨みのあるものと相性が良いでしょう。
それでは、「十四代」と味わいたいおつまみを5種類ご紹介します。
たらば風味 梅の花
鱈のすり身に、カニ身をたっぷり加えた練り物を薄くスライス。鱈とカニの旨みや甘みの後に、ほんのり香る梅の風味が、すっきりとした後味を産んでいます。柔らかくて食べやすいリボン状で、鮮やかな紅色が目にもうれしい一品です。
魚介の繊細な旨みと爽やかな後味が、「十四代」の甘みを引き立ててくれます。
飛出豆
えんどう豆に塩水を吹きかけて煎る「汐豆」をつくる過程で、外殻から飛び出してきた豆の核。美味しいところだけを集めた高級豆珍味です。
小粒ながら凝縮された旨味が自慢で、一粒食べるだけで口の中いっぱいに豆の香りと甘みが広がります。豆と塩のみのシンプルな旨みが、繊細な味わいの「十四代」にぴったりです。
焙煎黒胡麻スティック
シート状に焼成した魚のすり身に、水飴を絡めた焙煎黒胡麻をサンド。唐辛子を混ぜたピリ辛な魚肉を、黒胡麻のまろやかな甘味が優しく包みます。
柔らかい極細スティックのおつまみは、唐辛子のピリリとした刺激、その後に感じる黒胡麻のクリーミーな甘味が、「十四代」の持つふくよかな甘みとよく合います。
陸奥湾産おつまみ帆立干貝柱
青森県陸奥湾産ホタテを乾燥し、旨味を最大限に引き出した干貝柱。一口サイズに砕かれた貝柱は、噛むほどにホタテの滋味が溢れます。
原材料はホタテ、食塩、清酒のみ。磯臭さのない透き通った旨み、爽やかな後味は一般的な干貝柱とは一線を画す仕上がりで、「十四代」のエレガントで品の良い風味とベストマッチ。
海峡サーモン 出汁入り茶漬け きざみ昆布
青森県津軽海峡産の肉厚な「海峡サーモン」を贅沢に使用したお茶漬け。茶碗一杯のご飯の上に乗せて熱湯を注ぐだけで、本格的な鮭茶漬けが完成します。まるで料亭で出てくるような本格的な味わいは、幻の酒とも言われる「十四代」の晩酌の〆に相応しい一品です。
日本酒に合うおつまみが届く「ご褒美おつまみ定期便」
以上、「十四代」に合うおつまみを紹介しました。
今回ご紹介したおつまみは、「ご褒美おつまみ定期便 nohaco」で提供する350種類以上のおつまみから選定しました。
nohacoは、日本酒のほかにも、ワインやウイスキー、ビールなどに合うおつまみを多く取り揃えています。
「自分に最適なおつまみが知りたい!」と思ったら、nohacoの無料おつまみ診断をチェックしてみてください。
「日本酒に合うおつまみをすぐに試したい!」という方は、nohaco Storeをご利用ください。