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ワインを選ぶ上で大切な基準の一つ、「甘口」や「辛口」の表記。
好みはもちろん、食事やおつまみに合わせて選ぶ方も多いですよね。
そもそも、白ワインの甘口・辛口の基準や違いとは何でしょうか?
実はワインの甘口・辛口は、ワインに残っているブドウの糖度で決まります。
ワインは、ブドウ果汁に加えた酵母の働きによって、糖分が変化しアルコール発酵します。そのため、ブドウの糖度をどれくらい残すかによって、アルコールの度数と甘口・辛口の度合いが変わってくるのです。
製法はさまざまありますが、一般的に
・発酵を長めに行い、糖分をすべてアルコールにしてしまえば、辛口ワイン
・発酵を途中で止めて糖分を残せば、甘口のワイン
になるのです。
甘口・辛口に分けるのは白ワインのみ!
上に記した通り、ワインの甘口・辛口を分けるのは製造工程における「発酵の長さ」が鍵となります。
そのため、長時間発酵するものが多い赤ワインは、糖度が残ってないものがほとんど。
よって、赤ワインはライトボディ、フルボディという言い方で味の違いを表現します。
▶赤ワインの「フルボディ」や「ミディアムボディ」の「ボディ」とはどういう意味?
さらに、スパークリングワインは炭酸によって甘みが感じにくく、キレのある辛口が主流です。
そのため、甘口・辛口という分類で流通しているのは、白ワインだけなのです。
甘口白ワインの特徴とおすすめのおつまみ
甘口・辛口を決める基準がわかったところで、それぞれの味わいの特徴とおすすめのおつまみを紹介します。
甘口白ワインの特徴
多種多様なスタイルのある甘口ワインですが、一般的にハチミツやドライフルーツなどを思わせる華やかな香りを持っています。まろやかな口当たりと、程よいコクが特徴です。
甘口白ワインに合うおつまみ
ワインの香りとリンクさせたフルーツ系のおつまみはもちろん、とろっとした口当たりや厚みのある味わいから、カビ系チーズやクリーム系のおつまみともよく合います。
国産バターのハニーローストピーナッツ
手間をかけて丁寧にローストした大粒のピーナッツを、蜂蜜で均一にコーティング。国産バターの優しい甘さと濃厚なコク、ほのかな塩味が、蜂蜜の香りや甘みを引き上げます。クリーミーな味わいが甘口白ワインによく合います。
こんがり焼ちーたら
専用のロースターで表面を均一に焼き上げ、絶妙な塩梅で水分を飛ばして作ったチーズ鱈。それにより、ホロッと噛み切れるチーズと鱈の食感、まろやかに広がるチーズの旨みと香りに仕上げました。クセが少なく優しい後味は、甘口の白ワインにぴったりです。
辛口白ワインの特徴とおすすめのおつまみ
辛口白ワインの特徴
辛口の白ワインは、発酵が進んでいるため、アルコール度数も高いものが多いです。
酸味が強く、キレのある味わいが楽しめ、和食や軽めの肉料理などさまざまな料理と合わせて味わうことができます。
辛口白ワインに合うおつまみ
辛口の白ワインは、塩味や酸味が効いたさっぱりとしたおつまみ、エスニック風のおつまみとも相性抜群です。
ブドウの品種によっても酸味や口当たりに違いがあるため、いろんなマリアージュを試してみてくださいね。
コスタリカ産 無添加ドライパイナップル
南米コスタリカ産のパイナップルを、無添加無着色でドライに。砂糖不使用で、自然な甘みと酸味のバランスが絶妙。パインの甘み、上品な酸味が白ワインやスパークリングにぴったりです。
そら豆スナック 海苔塩バジル
カリッと揚げたオーストリア産そら豆を青さ海苔、10種類以上の香辛料、チキンエキス、ピンク岩塩で味付け。程よいパンチと深みのある味は、辛口の白ワインと合わせたい逸品です。
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