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今や日本だけでなく、世界中で愛されているジャパニーズウイスキー。
数あるジャパニーズウイスキーの中でも、今回は戦後の厳しい時代に生まれ、今日まで愛飲され続けている「マルスウイスキー」をご紹介します。
「マルスウイスキー」の特長
マルスウイスキーを製造するのは、鹿児島県にある「本坊酒造」。
戦後間もない1949年、空襲で全焼した本社の復旧からわずか2年後にマルスウイスキーの製造が始まりました。
その後、工場を山梨にうつしてからも地道に改良と生産を続け、1982年のウイスキーブームで人気に火がつきました。
一時、需要の低迷により蒸留を停止していましたが、2011年に19年ぶりに蒸留を開始し、その折に発売した「マルスモルテージ 3+25 28年」がワールド ウイスキー アワード(WWA)「世界最高賞」を受賞しています。
その後も数々のアワードを獲得し続けている人気のブランドです。
「マルスウイスキー」の味わい
現在、本坊醸造が手がける主なウイスキーは、長野県の中央アルプス「木曽駒ヶ岳」の麓にある、マルス駒ヶ岳蒸溜所にて製造されています。
代表的なマルスのブレンデッドウイスキー「TWIN ALPS」は、中央アルプス駒ヶ岳山麓の地下120mから汲み上げた良質な水で仕上げた銘柄です。
樽香をきかせたウッディな香り、飲みやすさの中にもしっかりとしたコクのある味わいが特徴です。
「マルスウイスキー」のおすすめの飲み方
マルスウイスキーの代表的な銘柄は、モルトウイスキー原酒とグレーンウイスキー原酒をブレンドしてつくったブレンデッドウイスキーです。
ブレンデッドウイスキーは香味が豊かでマイルドな飲み口なため、ぜひオンザロックでお楽しみください。
オンザロックは、しっかり冷やすのが美味しく味わうコツ。飲む前に冷蔵庫または氷水などでグラスを冷やし、大きめの氷でオンザロックを作ってみてください。飲み始めはストレートのような風味ですが、氷が溶けるにつれて香りや味わいが変わっていきます。
「マルスウイスキー」と合わせたいおつまみ5選
マルスウイスキーの代表的な銘柄は、クセが少なくマイルドな味わいのブレンデッドウイスキーのため、幅広い料理やおつまみと一緒に楽しめます。
ウイスキーの香りや繊細な風味と一緒に味わうには、素材の味を生かしたシンプルなおつまみやコクのあるチョコレート、スナックを選ぶのがおすすめですよ。
マカデミアナッツ
オーストラリア産の大粒で良質なナッツを、じっくりローストする独自の加工技術により、繊細な甘みを引き出し、香ばしく軽やかな食感に仕上げました。噛むほどに広がるナッツの旨味、芳醇な香り、濃厚でクリーミーな後味。
シンプルながらも奥深い味わいがマルスウイスキーに良くあいます。
ハート物語
ほんのり塩味が効いた、サクッと軽めのクッキーに、濃厚な無塩バタークリームと肉厚なドライレーズンを乗せたリッチな味わい。
70年代を思わせるノスタルジックなパッケージとネーミングも印象的。歴史あるマルスウイスキーの味わいを引き立たせてくれる逸品です。
皮付きカシューナッツ
通常は2度に分けて天日干しするカシューナッツを、一回の天日干しに留めることで皮を綺麗に残しました。流動加熱機でムラなく均一に乾燥させたナッツは水分含有量が多く、やさしい噛み心地がクセになります。
皮の独特な味わいとクリーミーなナッツの甘さが、マルスウイスキーの薫香を引き立ててくれます。
青森県産りんごのドライフルーツ
青森県産のリンゴを、皮付きのままでじっくり乾燥。噛めば噛むほど、濃縮されたリンゴの風味と甘みがじんわりと広がります。噛みはじめるとリンゴに少しずつ水分が戻っていき、やがてリンゴの果実味や繊維感まで分かるほどの変化が楽しめます。
マルスウイスキーの優しい風味が、りんごの素朴な味わいとマッチします。
ドライいちじくと胡桃のミックス
トルコ産いちじくと、大粒のカリフォルニア産胡桃をミックス。自然な甘さが互いを引き立て合う相性の良い組み合わせです。
マイルドで奥深い味わいのマルスウイスキーと合わせれば上品なマリアージュが楽しめます。
ウイスキーに合うおつまみが届く「ご褒美おつまみ定期便」
以上、「マルスウイスキー」に合うおつまみを紹介しました。
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