nohacoのおつまみを監修している「おつまみ専門店 平光商店」。

5代目店主 大野さんは「おつまみバイヤー」として全国各地の上質でおいしいおつまみを日々開拓しています。

この【バイヤー日記】は、大野さんにおつまみとの出会いやこぼれ話を語ってもらうシリーズです。おつまみ開発の舞台裏や、生産者さんのお話など、ここでしか聞けない興味深いお話をたくさん教えていただきます。

▼おつまみ専門店 平光商店とは?
「ご褒美おつまみサブスクnohaco」の監修店。1918年に手焼き煎餅の店として創業。戦後、岐阜市柳ヶ瀬商店街を中心とした花柳界に高級米菓を卸し始めた事をきっかけに、現在のおつまみ専門店へと繋がりました。その名残からあられや海苔巻き、おせんべいといった伝統的な米菓から進化系おつまみまで数多く扱っています。
▶ 平光商店の目利きについて詳しく知る

おつまみ専門店「平光商店」のオリジナル商品

弊社のオリジナル企画商品である「燻 KUYURU」。

国産の桜チップで低温燻製したカシューナッツと、カマンベール・チェダー・ゴルゴンゾーラを使ったチーズ味のスナックセットです。

一緒に味わうと、濃厚でコクと塩気の強いチーズをカシューナッツの燻製香が優しく包み込み、新たな味が生まれます。

この相性ぴったりのナッツとスナックの組み合わせ、

実は、別々の商品として出会ったものを掛け合わせて生まれた商品なんです。

何かが足りないと感じた、それぞれの商品

スモークナッツと出会ったのは2018年。当時は市場が飽和状態で、あらゆるスモークナッツの商品が出回っていました。

強めの燻製が持て囃された時期でもあったため、弱めの燻香を持つスモークカシューナッツは目立たない存在でした。当時の私には印象に残らず、出会いから丸1年、完全に忘れていました（笑）。

片やチーズスナックは異端の存在。凝縮されたチーズの味わいが濃厚でとても美味しい！しかし、その分、塩味が強いため、好みが分かれると感じました。

何かと混ぜて塩味を中和できないかと検討しましたが、超濃厚なチーズ味に押し負けたり、嚙み合わなかったり。

なかなか相性の良い商品が見つかりませんでした。

２年越しに思い付いた、ナッツとチーズスナックの組み合わせ

「柿の種」のようなフィット感のある組み合わせを探すこと、約1年。

趣味で始めた燻製がヒントになり、スモークカシューナッツの存在を思い出しました。

試してみると、相性抜群。

スナックのサクサク＆ナッツのコリコリの食感差も心地よく、中和どころか高め合い、別の味わいさえ生まれる最良のパートナーになったのです。

その後、もっと良い燻し具合のナッツはないか、作れないかと検討を重ねましたが、当初の商品以上の組み合わせはありませんでした。

晴れて商品化すると、企画商品の中では一番の売れ筋に。

nohacoスタッフからの人気もNo.1の商品です。

バイヤーが厳選したおつまみが届く「ご褒美おつまみ定期便 nohaco」

バイヤー日記で紹介したおつまみのほか、全国から厳選した350種類のおつまみの中からあなたにぴったりの商品をお届けします。

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