白ワイン「モンラッシェ」に合うおつまみ5選

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最高峰の白ワインとして君臨する「モンラッシェ」。

シャルドネ種を使った希少な辛口白ワインです。

なかなか手軽に手に入る代物ではないため、口にした方は少ないかもしれません。

今回は、そんな高級白ワイン「モンラッシェ」について、一緒に楽しみたいおつまみとともにご紹介します。

白ワイン「モンラッシェ」の特長

モンラッシェは、フランスのブルゴーニュ地方の限られた地域で作られる白ワインを指します。わずか約8haの定められたエリアのブドウのみが「モンラッシェ」を冠するワインを造ることができるのです。

その理由は、土壌にあります。

モンラッシェが作られる畑は、石灰岩質の土壌で水捌けがよく、ぶどうの木の根が石灰岩に根付くことで地中のミネラルを吸い上げます。

また、南東向きの緩やかな斜面は、日当たりがよいため、ぶどうがよく成熟するのです。

白ワイン「モンラッシェ」の味わい

最高級白ワインと謳われる「モンラッシェ」。

その香りは、バターやドライフルーツ、スパイスやハチミツに喩えられます。

黄金色の美しい輝きが特徴で、熟成するほど黄色の強みが深まります。

なめらかな口当たりですが、しっかりとした辛口で優しく包み込むような奥深さも持っています。一口含むと、凝縮された果実感と豊富なミネラル感が広がり、優雅で高貴な長い余韻が楽しめます。

また、モンラッシェの畑は「ピュリニー・モンラッシェ」「シャサーニュ・モンラッシェ」の二つの村にまたがっているのですが、

土壌の違いにより、ピュリニー側のモンラッシェは、よりミネラリーで酸味豊かな引き締まった味わい。

シャサーニュ側のル・モンラッシェは、より果実味豊かでどっしりとした風格のある味わいになる傾向があるようです。

白ワイン「モンラッシェ」のおすすめの飲み方

モンラッシェは、『三銃士』の著者として知られる小説家アレクサンドル・デュマが、「脱帽し、跪いて飲むべし」と称賛したという逸話も残されています。

それほどまでに希少で、品質の良いワインということですね。

栽培面積が小さく、生産数が少ないため1本数万円〜数十万円と高級な価格のモンラッシェ。もし手に入ったら、お祝いの席や特別なディナーでいただきたい逸品です。

通常の辛口白ワインと同様に10℃ほどに冷やしていただくとその味わいを損なうことなく楽しめますよ。

白ワイン「モンラッシェ」と合わせたいおつまみ5選

フランス産の高級白ワイン「モンラッシェ」は、王道のフレンチと合わせるのが一番。

オマール海老やフォアグラ、チーズとの相性はもちろん、肉料理にも負けない強い風味を持っています。

ご家庭で楽しむなら、マリアージュのコツである「格や産地を合わせる」に則って

「品の良い」味わいのものや「フランス産」のものがおすすめです。

ここで、モンラッシェと味わいたいおつまみを5種類ご紹介します。

高原の胡桃とグリーンレーズン

希少な高級胡桃とグリーンレーズンを使ったミックスナッツ。中国の名峰・天目山の山麓地帯にのみ生育する固有種「高原の胡桃」をじっくりローストし、さらりと軽い口当たりに。中国トルファン産のグリーンレーズンは酸味が少なく優しい甘さが特長。胡桃の軽やかな香ばしさ、柔らかな口当たりのレーズンがモンラッシェの品格ある果実味とよく合います。

プチスモークチーズ

濃厚なチーズの味わいと豊かな薫香が楽しめるスモークチーズ。燻製液に漬ける簡易的な方法ではなく、燻煙で燻す手間をかけた製法を採用。それにより、燻製ならではの表面の弾力、強い薫香、むっちりと濃厚なチーズの食感を生み出しています。ワンランク上のスモークチーズは、モンラッシェのお供としてじっくり味わいたい逸品です。

フルーツクラッカーナッツ

サクッと軽い食感のフルーツクラッカーと、薄皮のほろ苦さがアクセントになった黒豆に、カシューナッツやアーモンドと、バリエーション豊かなナッツ類。一見ナッツのような丸いお菓子をザクッと噛むと、中から大粒のレーズンが顔を出します。素材の風味を生かした品の良い味わいは、モンラッシェの余韻を邪魔することなく楽しめます。

南仏アジャンのプルーン

プルーンの名産地としても知られる、フランス南西部のアジャン地域で栽培された希少なプルーン。「プルーンの王様」とも称されるアジャンプルーンは、甘みと酸味のバランスが絶妙。ねっとりとした果実感と柔らかく口溶けの良い皮、そして上品な香りは、まるで生の果実を頬張っているような充足感です。最高級と謳われるプルーンとモンラッシェ。そのふくよかな味わいをともに味わって。