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おつまみの定番といっても過言ではないチーズ。
現在は、どこでもいろんな種類のチーズが手に入りますが、その違いや歴史は意外と知らないのではないでしょうか?
今回は「おつまみ専門店 平光商店」の大野さんに、チーズの豆知識をたっぷり教えていただきました。
▼おつまみ専門店 平光商店とは?
「ご褒美おつまみサブスクnohaco」の監修店。1918年に手焼き煎餅の店として創業。戦後、岐阜市柳ヶ瀬商店街を中心とした花柳界に高級米菓を卸し始めた事をきっかけに、現在のおつまみ専門店へと繋がりました。その名残からあられや海苔巻き、おせんべいといった伝統的な米菓から進化系おつまみまで数多く扱っています。
▶ 平光商店の目利きについて詳しく知る
チーズの種類は1000以上!
まずは、ざっくりとチーズの分類をご紹介。
チーズは大きく「ナチュラルチーズ」と「プロセスチーズ」に分けられます。
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ナチュラルチーズ・・・生乳を原料とし、菌や酵素で凝固させたもの、さらにそれを熟成させたものを指します。
プロセスチーズ・・・「ナチュラルチーズ」を加熱して溶かし、再び成形したもの。加熱処理で乳酸菌が死滅しているため、保存性に優れています。
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さらに原料やカビの種類、加工や熟成の方法によって異なるチーズが存在し、現在あるチーズは、およそ1,000種類を超えるのだそう!
チーズが誕生したのは、なんと紀元前3500年頃。人類最古の食品ともいわれています。
それだけの歴史の中で、地域や環境によってさまざまなチーズが生まれてきたんですね。
日本でチーズが身近になったのは、意外と最近
チーズの歴史は古いですが、日本の食卓においてチーズが当たり前の存在となったのは、実は最近のこと。
飛鳥〜平安時代にはチーズの前身ともいえる「蘇(そ)」、1728年には乳を煮詰めた「白牛酪(はくぎゅうらく)」などが作られましたが、これらは庶民の口には入らずまだ “チーズ=身近な食べ物”とは言えませんでした。
庶民に普及し始めたのは、1934年(昭和9年)に「雪印北海道チーズ」が販売されたころから。
その後、海外旅行へ行く人が増えチーズを食する機会が増えたこと、1963年に学校給食にチーズが導入されたことなどをきっかけに、チーズの消費量は一気に増加しました。
チーズが一般家庭の食卓に並ぶようになったのは、今から約60年前と、意外と最近なことに驚きですね。
チーズがおつまみに最適な理由とは?
和食文化の日本でもチーズが普及し、おつまみとして愛されたのにはどんな理由があるんでしょうか?
まずチーズの特徴として、加工のしやすさが挙げられます。
焼く、溶かす、混ぜる、成形する、粉末にするなど…加工技術が豊富なことに加え、形が変わっても旨みや香りが損なわれにくいことも魅力です。
さらに野菜、肉、果物、他の調味料などあらゆる食材とも馴染みやすく、アイデア次第でいろんな応用が可能です。
そういった加工やアレンジのしやすさから、ビール、ワイン、洋酒、日本酒にも合う「万能おつまみ」として愛されてきたんですね。
チーズを使ったおつまみ紹介
nohacoでも、チーズを使ったおつまみを多く取り扱っています。
今回は、その一部をご紹介します。
ティラミスチョコ
キャラメリゼしたアーモンド、マスカルポーネ入りチョコレートのバランスが絶妙。高級パティスリーのティラミスのような満足感です。
北海道産ミルクを使ったさくさくチーズスティック
北海道産牛乳100%で作った濃厚なチーズを、じっくりと素焼きに。食感は軽やかながら、豊潤なチーズの風味が口いっぱいに広がります。
燻 KUYURU
カマンベール、チェダー、ゴルゴンゾーラを贅沢に使ったチーズスナック。濃厚でコクの強いチーズを、燻製香が優しく包みます。
このほかにも、多種多様なチーズおつまみをたくさん取り揃えていますよ。
毎月届くnohacoの中にこれらの商品が入っていたら、チーズの歴史や牛乳から加工された過程を想像しながら、食してみてはいかがでしょうか♪
nohacoで多様なおつまみとの出会いを
nohacoでは、原料や製法にこだわり、生産者の想いが詰まったおつまみを厳選してお届けしています。
チーズを使ったおつまみ以外にも、酒の肴にぴったりの伝統的なおつまみや、ハイクオリティなおつまみなど、約350種類がそろいます。
まずは、nohacoの「無料おつまみ診断」で、自分に合うおつまみを発掘してみてくださいね。